6月26日（木）から始まった“今こそ、『おとうさんとぼく』展 2025年”は、実行委員会の皆さんが積極的にSNS等でご案内をくださっているおかげもあって、最初の週末からお客さまがとても多くご来場くださっています。初回に用意した本が完売してしまうなど、スタッフの予想を上回る勢いで書籍も売れていて嬉しい限り❤ 岩波少年文庫新版に入ってからも7年経っており（岩波少年文庫の初版は1985年です）、新刊ではないにもかかわらずこれだけの注目を集めるということに、作者オーザーの生きた時代と彼が残した作品が人々の心に訴えかける力の大きさを感じています。個人の内心の自由が守られていること、そしてそれを表現する自由があることの大切さを、私たちもかみしめています。
ナルニアホールの展示では、エーリヒ・オーザーの人生を写真や作品から辿っています。作者については上田真而子さんによる『おとうさんとぼく』の巻末の解説「e.o.プラウンエンについて」が素晴らしいので、ぜひ皆さんには本を買って読んでいただきたいのですが、それにプラスして展示会のパンフレットも非常に勉強になる1冊です。こちらは今回の展示を網羅した内容ですので、オーザーについて知りたい方は必読！ タイトルにある“今こそ”の意味をかみしめること間違いなしです。
『おとうさんとぼく』のイラストからポストカードも4種類作られています。愛らしいおとうさんを連れて帰りたい方はこちらもぜひ。
時代は重苦しいけれど、明るくて愛いっぱいの作品は読む人を幸せにしてくれます。なんといってもこの“おとうさん”が最高！ ぼくよりももっと子どもっぽいところのある憎めないおとうさんの姿に、あなたもきっとファンになりますよ！
【限定100部！】パンフレット「今こそ、おとうさんとぼく」770円（税込） ※全16ページ、フルカラー
【限定各100枚】おとうさんとぼくポストカード4種 各165円（税込） ※ご注文の場合は色でご指定ください
岩波少年文庫『おとうさんとぼく』e.o.プラウンエン作／岩波書店 968円（税込）
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