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今年は瀬田貞二さんの生誕100周年です。年初めに“瀬田貞二の昔話”を特集しましたが、第2弾は“瀬田貞二の翻訳絵本”の特集です!マドレーヌやアンガスのシリーズ、チムやシルベスターやあおい目のこねこ、みんな瀬田さんの翻訳だって、ご存知でしたか?
並んでいるのはどれも楽しいお話ばかり。瀬田貞二の独特の語感は、声に出して読むとより楽しくなります。

瀬田貞二の名訳を少し…
『チムとゆうかんなせんちょうさん』(福音館書店/1300円+税)
~「わしたちは、うみのもくずときえるんじゃ。なみだなんかは、やくにたたんぞ」(33p)~

『名馬キャリコ』(岩波書店/900円+税)
~「みめ美(うるわ)しくはありませんでしたが、あたまはめっぽうきれましたし、足のはやさは、とびきりでした。」(1p)~

『げんきなマドレーヌ』(福音館書店/1300円+税)
~「なかでも みんなが たまげたのは――マドレーヌの おなかの、しゅじゅつの きずでした」(35p)~