♪2021年9月25日(土)プログラム♪

1、ととけっこう よがあけた
まめでっぽう
おきてきな
おはよ~~~!

2、絵本『ととけっこう よがあけた』こぐま社

3、おはなし「金いろとさかのおんどり」

   東京子ども図書館『おはなしのろうそく3』『なまくらトック』

4、絵本『ぺんぎんたいそう』福音館書店(小さい子用)

  絵本『かもさんおとおり』福音館書店(少し大きい子用) 

※おはなし会担当・くにおかから♪

1、お目覚めのわらべうたです。
赤ちゃんは寝かせて、赤ちゃんの顔の前で
少し大きなお子さんには、座ってお子さんの顔の前で
歌います。

ととけっこう よがあけた⇒いないいないばあをする時のように両手で顔を隠して歌う。
少しだけ、両手を前後に揺らして

まめでっぽう おきてきな⇒上と同じ動き

おはよ~~~⇒両手を開いて、「いないいないばあ」の「ばあ~」の要領で!

朝起きた時、お昼目から覚めた時に歌ってあげるとご機嫌になります。
おはなし会の始まりの歌にしてもよいですね。

ちなみに国岡のわらべうた仲間は、高校生の息子さんが朝寝坊しているとき
これを歌うと「ヤメローーー」と飛び起きるそうです。。

2、『ととけっこうよがあけた』
ととけっこうのわらべうたをましませつこさんが、ステキな絵本に
仕上げてくれました。
めんどり母さんが、「ととけっこう」を歌いながらひよこを起こし
次にこねこ、コブタ、小牛と起こし、最後に豆鉄砲坊やを起こします。
ましまさんの絵は、温かく優しくて わらべうたそのものです。
始まりのわらべうたで、たっぷり「ととけっこう」を歌った後に
この絵本を読むと、わらべうたの調べが子どもたちの心に浸透していきます。

3、おはなし「金いろとさかのおんどり」
ロシアの昔話です。
森の中の一軒家にネコとツグミと金いろとさかのおんどりが住んでいました。
しっかり者のネコとツグミは、おっとりしたおんどりに、キツネに注意するように
いいますが、おんどりは何度もだまされてしまいます。
その度に、助けに走るネコとツグミでしたが、ある時、とうとうおんどりが
連れ去られてしまいます・・・。

くり返しの歌が愉快な昔話です。
女の子は、「バカなおんどり」とちょっとお姉さん目線で
男の子は、まるで自分がおんどりになって、聞きます。

4、『ぺんぎんたいそう』

息をすって~
はいて~
くびを伸ばして~
ちぢめて~

ぺんぎんの親子が絵本の中で体操します。
絵本を読んでいると、子どもたちが
知らず知らずのうちに一緒に体操してしまう絵本です。

『かもさんおとおり』
ボストンに住む、かものマラードさん夫婦は水辺のしげみに
巣を作り、卵を産みました。
やがて孵った8羽にヒナ。
ある時マラードさん一家は、公園に引っ越しをすることに。
かあさんかもを先頭に8羽のヒナが行列を作り
公園まで大行進!

この絵本がアメリカで作られたのは80年前!
でも、ちっとも古びることなく、今も子どもたちの心を
しっかり捉える絵本です。
モノトーンの絵も実に心地よく、上質の絵本とはこういう絵本
のことを言うのだと読むたびにしみじみ感じます。

ご家庭でお子さんをお膝に乗せて、ゆったりと読んであげて
ください。

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9月第4の土曜日のおはなし会。
テーマは「とり」です。

実は今、ナルニアホールで
『草木鳥鳥文様』(くさきとりどりもんよう)展を
開催しています。
いつもの原画展とは一風変わった展示です。
なんと、原画のキャンパスはタンスの抽斗(ひきだし)!
実際に使われていた抽斗の底の部分に描いています。
箪笥の中には、江戸時代のものもあります。
その絵が実に繊細で美しく、今にもさえずりが聞こえて
くるようです。
実際にご覧いただきたいと願っておりますが
なにせ、このご時世。。。
HPにホールの様子を掲載しておりますので
覗いてみてください。

秋の一日
お子様とステキな絵本のひと時を!!

皆さんの1週間が幸せな時間でありますように!

(おはなし会担当 国岡晶子)

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~大人の方へ~

1999年の開店以来、休むことなく続けてきた子どものためのおはなし会が休会となり、一年半以上が過ぎました。
実際のおはなし会はまだしばらく開催することができませんが、2021年1月から第2と第4の土曜日に、HPにおはなし会のプログラムを掲載することにいたしました。ぜひご家庭で絵本やおはなしをお楽しみください。
動画での配信をご希望されるお声も多数いただいておりますが、ナルニア国ではおはなし会の動画は行わないこととしております。

それは以下の理由からです。
➀絵本の読み聞かせやおはなしは、WEBではなく身近な大人が直接子どもたちにしてほしい―それは、おはなしは五感のすべてを通して、子どもたちに注がれるものだと考えているからです。自分に向かって語りかけてくれる生の声、優しいまなざし、膝から伝わる温かな肌のぬくもり、ページをめくって感じる紙の手ざわり。対面で行う読み聞かせに代替できるものは、ほかにありません。

➁この時期だからこそ、子どもたちがスマホやタブレットに触れる機会を増やしたくないと思います。WEB配信をすると、どうしても子どもたちにスマホやタブレットを見せることになります。これまで大切にしてきたものを守りたい、そんなナルニア国ならではのこだわりもあります。

その代わり、お父さま、お母さま、おじいちゃま、おばあちゃまにはスペシャルな動画をプレゼントいたします。公益財団法人東京子ども図書館の許可をいただきました。松岡享子さんからの素敵なメッセージをお聞きください。そして、それぞれのお宅でミニおはなし会を開催してください。

松岡享子さんのメッセージ(東京子ども図書館YouTube動画)

★本のご購入について★

おはなし会の本のご注文も承っております。
すべて税込価格です。

『ととけっこうよがあけた』こぐま社 990円
『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館550円
『ついでにペロリ』東京子ども図書館 1760円
『ぺんぎんたいそう』福音館書店 880円 
『かもさんおとおり』福音館書店 1430円

★ご注文はお電話、Fax、メールにて承ります。
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メール narnia@kyobunkwan.co.jp