warabeuta
先月、岩波書店から『ねこくん いちばで ケーキをかった』(1500円+税)という、たのしいロシアのわらべうた絵本がでました。ワスネツォフ(福音館書店『3びきのくま』のバスネツォフと同じ人です)の色鮮やかな絵と、思わず歌いたくなるような(といっても節はわかりませんが…)ゆかいな詩が組み合わさった、小さい子から幅広い年齢の子と楽しめる絵本です。世界各地のわらべうたはリズムやおかしな言い回し、ことばあそびなどがふんだんに盛り込まれた素晴らしい文化です。この“わらべうた”にその国の画家がそれぞれ個性的な絵をつけた絵本も、またとても魅力的な作品です。ぜひ子どもたちと一緒に世界のわらべうたをお楽しみください。

日本のわらべうた:せがわやすお絵『ずいずいずっころばし』(福音館書店/800円+税) 限定復刊商品
アメリカのわらべうた:エリック・カール絵『月ようびはなにたべる?』(もりひさし訳/偕成社/1200円+税)
チェコのわらべうた:ヘレナ・ズマトリーコバー絵『かあさんねずみがおかゆをつくった』(いでひろこ訳/福音館書店/1000円+税) 限定復刊商品
イギリスのわらべうた:ニコラ・ベイリー絵『マザーグースのうたがきこえる』(ゆらきみよし訳/ほるぷ出版/1300円+税)  他