2012年5月13日~5月19日入荷分

■ 今週のおすすめ ■

♪ 絵本 ♪ 5点

『アルフィーのいえで』ほるぷ出版
『おうさまのおひっこし』福音館書店
『グランパ・グリーンの庭』BL出版
『おいしいよ』こぐま社
『妹背山婦女庭訓』ポプラ社

♪ フィクション ♪ 13点

『おばあちゃんとひみつのともだち』偕成社
『タネオがきた』文研出版
『ないしょのおしごとひきうけます』偕成社
『消えた少年のひみつ』国土社
『七夜物語(上)』朝日新聞出版
『七夜物語(下)』朝日新聞出版
『ドレスを着た男子』福音館書店
『ヤマネコ号の冒険(上)』岩波書店
『ヤマネコ号の冒険(下)』岩波書店
『お父ちゃんの音や!』文研出版
『極貧! セブンティーン』理論社
『恋するスイッチ』実業之日本社
『現代語で読む 舞姫』理論社

♪ ノンフィクション ♪ 9点

『ぐんぐんのびる! 東京スカイツリー 断面図と大パノラマ』 
講談社
『365日出会う大自然 昆虫』誠文堂新光社
『しっているようでしらない五輪』ベースボールマガジン社
『もののはかりかた大研究』PHP研究所
『はじめての日本神話』筑摩書房
『時をこえる仏像』筑摩書房
『アスペルガーの館』講談社
『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと
思う本を紹介します。』            河出書房新社
『作家の旅』平凡社

♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 2点

『うさぎとかめ』童話館出版
『対訳 英米童謡集』岩波書店

■ 今週のおすすめ ■

♪♪ 絵本 ♪♪

=幼児以上=

『アルフィーのいえで』 ケネス・M・カドウ(文)ローレン・カ
スティーヨ(絵)佐伯 愛子(訳) ほるぷ出版 1400 円 
12/05発行(海外秀作絵本)
→アルフィーは、お気に入りの赤いくつをよそにあげるのが嫌で
家出をするとママに宣言します。するとママが家出の手伝いを
してくれて…。

『おうさまのおひっこし』 牡丹 靖佳(文・絵) 福音館書店
1400 円 12/05発行(日本傑作絵本シリーズ)
→山間の小さなお城に恥ずかしがり屋の王様と慌てん坊の、でも
気のいい6人のお供が暮らしていました。ある夜、王様はお供
たちが窮屈そうに眠っているのを見て…。

『グランパ・グリーンの庭』 レイン・スミス(文・絵)青山 
南(訳) BL出版 1600 円 12/05発行
→グリーンおじいちゃんは、農場で育った。戦争にも行って、結
婚して子どもができて、ひ孫もできて…。ときどきいろんなこ
とを忘れちゃうけど、でも大丈夫。全部庭が覚えていてくれる
から。

『おいしいよ』 かんざわ としこ(文)ましま せつこ(絵)
こぐま社 900 円 12/06発行
→ぼくの好きなものは、これとこれ。牛さんの好きなものは…も
ちろん草。ねこさん、鳥さん、うさぎさんが好きなものは…。

=小学校中学年以上=

『妹背山婦女庭訓』 橋本 治(文)岡田 嘉夫(絵) ポプラ社
1600 円 12/05発行(橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻)
→歌舞伎名作を艶やかな絵本にしたシリーズ5冊目。「大化の改
新」をヒントに作られた、悲恋ありのファンタジー。

♪♪ フィクション ♪♪

=小学校低学年以上=

『おばあちゃんとひみつのともだち』 ほりうち しのぶ(文)
たかばやし まり(絵) 偕成社 1200 円 12/06発行
→森の中でひとり暮す、エリカのおばあちゃん。エリカが遊びに
行くたびに、不思議なことが起こります…。

=小学校中学年以上=

『タネオがきた』 すとう あさえ(文)福田 岩緒(絵)
文研出版 1200 円 12/05発行(文研ブックランド)
→熊本から東京に引っ越してきたタミオ。熊本には大好きなひい
じいちゃんがいる。ひいじいは裏山のクヌギの木の実をぼくに
持たせてくれた。そのひいじいが倒れたという知らせが入り…。

『ないしょのおしごとひきうけます』 おかべ りか(文・絵)
偕成社 1000 円 12/05発行(おばけやさん2)
→いらっしゃいませ。ここは「おばけや」。店のおばけが留守番
からお使い、そして人間にはできない仕事まで引き受けます。

『消えた少年のひみつ』 ドリー・ヒルスタッド・バトラー(文)
うしろだ なぎさ(絵)もりうち すみこ(訳) 国土社
1300 円 12/05発行(名探偵犬バディ)
→おれは犬。名前はキング。犬にして探偵でもある。飼い主ケー
ラと一緒に事件を解決してきたが、そのケーラが行方不明にな
ってしまった。ケーラの足取りを追っているうちに、キングは
別の事件に巻き込まれ…。

=小学校高学年以上=

『七夜物語(上)』 川上 弘美(文)酒井 駒子(絵) 朝日新
聞出版 1800 円 12/05発行
→小4のさよは母と2人暮し。図書館で手にした『七夜物語』とい
う不思議な本の力により、ちょっとヘンな同級生・仄田(ほの
だ)君と夜の世界へ迷い込む。

『七夜物語(下)』 川上 弘美(文)酒井 駒子(絵) 朝日新
聞出版 1900 円 12/05発行
→いくつかの夜の世界を体験した、さよと仄田(ほのだ)君。7
番目の最後の夜を迎え…。寓話的ファンタジー。朝日新聞連載
の小説をまとめたもの。

『ドレスを着た男子』 デイヴィッド・ウォリアムズ(文)クエン
ティン・ブレイク(絵)鹿田 昌美(訳) 福音館書店 1500 円 
12/05発行(世界傑作童話シリーズ)
→デニスは、学校一サッカーが得意な男の子。母さんが家出をし
てからは、父さんと兄さんの3人暮らし。ある日雑貨店で見か
けた雑誌ヴォーグのドレスに魅せられて…。

『ヤマネコ号の冒険(上)』 アーサー・ランサム(文)神宮 
輝夫(訳) 岩波書店 760 円 12/05発行(岩波少年文庫)
→老水夫ピーター・ダックと共に、帆船ヤマネコ号で船出したツ
バメ号とアマゾン号の乗組員たち。そこに、海賊ブラック・ジ
ェイクが現れ…。

『ヤマネコ号の冒険(下)』 アーサー・ランサム(文)神宮 
輝夫(訳) 岩波書店 800 円 12/05発行(岩波少年文庫)
→ピーター・ダックのカニ島にたどり着いた一行は宝探しを開始
する。そこへ暴風、地震が見舞い、海賊まで襲ってきて…。
解説:山下明生

『お父ちゃんの音や!』 大野 圭子(文)古味 正康(絵)
文研出版 1300 円 12/05発行(文研じゅべにーる)
→7月のある日、明石から大阪に転校してきた耕太。玉子焼きの
店がなくてがっかりするが、クラスで仲良くなった淳と明石に
玉子焼きを食べに行く約束をする…。

=中学以上=

『極貧! セブンティーン』 黒野 伸一(文) 理論社 1400 円 
12/05発行
→女医貴美は、カウンセリングに来た女子高生に自分の10代の頃
を語り始める。蒸発した父、うつ気味の母、不満ばかりの妹。
そんな中で唯一貴美を応援していたのは幼馴染の優太郎だった
…。

『恋するスイッチ』 中村 航(文)宮尾 和孝(絵)
実業之日本社 1500 円 12/05発行
→恋する女の子の心模様をイラストとショートストーリーで描く。

『現代語で読む 舞姫』 森 鴎外(文)高木 敏光(訳) 理論社
1200 円 12/05発行(現代語で読む名作シリーズ1)
→森鴎外のドイツ三部作、「舞姫」「うたかたの記」「文づかい」
を現代語訳で紹介。

♪♪ ノンフィクション ♪♪

=小学校低学年以上=

『ぐんぐんのびる! 東京スカイツリー 断面図と大パノラマ』 
青山 邦彦(絵) 講談社 1400 円 12/05発行
→約2mの伸びるじゃばら絵本で、東京スカイツリーの断面図を
紹介。裏面は展望台からの風景をパノラマで再現する。

=小学校高学年以上=

『365日出会う大自然 昆虫』 海野 和男(文)海野 和男
(写真) 誠文堂新光社 2400 円 12/05発行
→長野県小諸市に拠点を置く海野和男が、1年を通して撮影した
昆虫や植物を、12カ月のカレンダー仕立てで紹介する図鑑。

『しっているようでしらない五輪』 ニック・ハンター(文)稲葉 
茂勝(訳) ベースボールマガジン社 2500 円 12/05発行
(しらべよう! かんがえよう! オリンピック1)
→オリンピックについて4巻シリーズで様々な角度から考える。
本書ではオリンピックの歴史や五輪のシンボル、開催国、パラ
リンピックについてなどを写真をふんだんに使い紹介する。

『もののはかりかた大研究』 瀧澤 美奈子(文) PHP研究所
2800 円 12/06発行
→地球の重さはどうしてわかるの? 山の高さを測ってみよう。
今日の雨、どれくらい降った? 24時間365日はどうして決ま
っているの? 様々なもののはかり方の仕組みや方法をイラス
トで解説。

=中学以上=

『はじめての日本神話』 坂本 勝(文) 筑摩書房 780 円 
12/01発行(ちくまプリマー新書)
→「古事記」のあらすじ紹介つきで、神話の世界を読み解く。

『時をこえる仏像』 飯泉 太子宗(文) 筑摩書房 780 円 
11/12発行(ちくまプリマー新書)
→仏像修復家である著者による、仏像の見方指南書。「仏像って
なに?」というところから論を起こし、写真やイラストも豊富
で、わかりやすい。

『アスペルガーの館』 村上 由美(文) 講談社 1400 円 
12/04発行
→アスペルガー症候群と診断され、幼い頃からその障害と向き合
ってきた著者。やがて、言語聴覚士となり、同じアスペルガー
者の男性と出会い結婚し家庭を築くまでのさまざまな思いを綴
る。

『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと
思う本を紹介します。』 角田 光代ほか(文) 河出書房新社
1200 円 12/05発行(14歳の世渡り術)
→上野千鶴子、金原瑞人、工藤直子、野中柊、森絵都ら、30人が
10代に向けて薦める本を紹介。

『作家の旅』 コロナ・ブックス編集部(文) 平凡社 1600 円 
12/03発行(コロナ・ブックス)
→寺山修司、吉田健一、堀内誠一などの作家たちの「旅」の記録。

♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪

=幼児以上=

『うさぎとかめ』 ポール・ガルドン(絵)さがの 弥生(訳)
童話館出版 1300 円 12/04発行
→ポール・ガルドンの挿絵によるイソップ寓話。

=中学以上=

『対訳 英米童謡集』 河野 一郎編(文)河野 一郎(訳)
岩波書店 860 円 12/05発行(岩波文庫)
→98年刊の復刊。

■ 今週の一冊 ■

残念ながら…今週の一冊の本はありませんでした。