2012年5月27日~6月2日入荷分

■ 今週のおすすめ ■

♪ 絵本 ♪ 7点

『うまれる』文化出版局
『ぞうがいるってすてき』BL出版
『ふたごのしろくま ねえ、おんぶのまき』講談社
『もりへぞろぞろ』偕成社
『おいもさんがね‥』童心社
『ルンピ・ルンピ ぼくのともだちドラゴン おそろしい注射から
にげろ!の巻』                   集英社
『じゆうをめざして』ほるぷ出版

♪ フィクション ♪ 4点

『こぶたのレーズン』偕成社
『こぶたのレーズンとおともだち』偕成社
『スター★ネズミのひみつ』ほるぷ出版
『みさき食堂へようこそ』講談社

♪ ノンフィクション ♪ 5点

『こうすればじょうずに節電できる』小学館クリエイティブ
『『モナ・リザ』に並んだ少年たち 西洋絵画の巨匠たち』 
小学館
『YA! あなたはあなたのままでいい』PHP研究所
『「物流」で働く』ぺりかん社
『英国の暮らしとおやつ』新紀元社

♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 1点

『みぢかなしぜんではやくちことば くさばなのまき』講談社

■ 今週のおすすめ ■

♪♪ 絵本 ♪♪

=幼児以上=

『うまれる』 中川 さくたろう(文)江口 あさ子(絵) 文化
出版局 1400 円 12/06発行
→「おなかのなか、きもちいいよ」「そう!きもちいい?こんに
ちはわたしのあかちゃん」…。生まれくる赤ちゃんとお母さん
の会話で綴る絵本。

『ぞうがいるってすてき』 二宮 由紀子(文)高畠 純(絵)
BL出版 1300 円 12/06発行
→おばあさんは、昼寝をしているときにうっかりぞうを飲み込ん
でしまいます。やがて今度は、掃除機も飲み込んでしまい…。

『ふたごのしろくま ねえ、おんぶのまき』 あべ 弘士(文・
絵) 講談社 1200 円 12/05発行(講談社の創作絵本)
→かあさん、おんぶして!もうおよげるでしょう…。双子のシロ
クマと母さんグマのお話。

『もりへぞろぞろ』 村田 喜代子(文)近藤 薫美子(絵)
偕成社 1200 円 12/06発行
→病気になったいのししを助けようと、動物たちはいのししを
「病気の治る森」へ連れて行きます…。

『おいもさんがね‥』 とよた かずひこ(文・絵) 童心社
850 円 12/06発行(おいしいともだち)
→よいしょよいしょ、起きろよ起きろ!土の中のおいもをおいも
さんたちが引っ張り起こします。やがておいもは、枯葉の中に
入って…。

=小学校低学年以上=

『ルンピ・ルンピ ぼくのともだちドラゴン おそろしい注射から
にげろ!の巻』 シルヴィア・ロンカーリア(文)ロベルト・ル
チアーニ(絵)佐藤 まどか(訳) 集英社 1300 円 
12/06発行
→ジャンプは、なかなか眠れません。だって明日は予防注射の日
。ジャンプは、ルンピ・ルンピと逃げようとしますが…。

=小学校高学年以上=

『じゆうをめざして』 シェーン・W・エヴァンズ(文・絵)
さくま ゆみこ(訳) ほるぷ出版 1600 円 12/05発行
(海外秀作絵本)
→暗い夜、私たちは逃げ出す、自由を手に入れるために…。アメ
リカ南部の黒人奴隷が北部へ逃げ出す命がけの逃亡。

♪♪ フィクション ♪♪

=小学校低学年以上=

『こぶたのレーズン』 バーリント・アーグネシュ(文)ブローデ
ィ・ベラ(絵)うちかわ かずみ(訳) 偕成社 1000 円 
12/06発行
→ハンガリー生まれの人形劇番組のキャラクター「レーズン」。
かぼちゃの家に住んでいるこびとのマノーのところにレーズン
がやってきます。レーズンのやんちゃぷっりにマノーはてんて
こ舞い!

『こぶたのレーズンとおともだち』 バーリント・アーグネシュ
(文)ブローディ・ベラ(絵)うちかわ かずみ(訳) 偕成社
1000 円 12/06発行
→レーズンのおともだちは、ネズミちゃんとうさぎのミミップ。
けんかもするけれど、仲良しです。子どもそのもののようなや
んちゃなレーズンの姿が愛らしい、幼年童話。

=小学校中学年以上=

『スター★ネズミのひみつ』 ルーシー・ダニエルズ(文)サカイ 
ノビー(絵)千葉 茂樹(訳) ほるぷ出版 1300 円 
12/06発行(こちら動物のお医者さん)
→マンディの通う学校でもうすぐ行われる劇に、生徒の飼ってい
るペットも出ることに。でもエイミーのハツカネズミは出番が
もらえないみたい…。

『みさき食堂へようこそ』 香坂 直(文)北沢 平祐(絵)
講談社 1200 円 12/05発行(わくわくライブラリー)
→さきっぽ岬と呼ばれる、海につきだしたその岬に一軒の食堂が
ありました。名前はみさき食堂。不思議なお客さんがやってく
るこの食堂は、気持ちが素直になれる場所です。

♪♪ ノンフィクション ♪♪

=小学校高学年以上=

『こうすればじょうずに節電できる』 池上 彰監修(文)
小学館クリエイティブ 800 円 12/06発行
(こどもスーパー新書)
→家庭でちょっとしたことでできる節電を電気製品の使い方から
ゴミを減らすことまで、項目ごとに分かりやすく紹介する。

=中学以上=

『『モナ・リザ』に並んだ少年たち 西洋絵画の巨匠たち』 
茂木 健一郎(文) 小学館 1200 円 12/06発行
(小学館101ビジュアル新書)
→フラ・アンジェリコからキスリングまで西洋美術の巨匠の作品
を著者の絵画体験を交えながら紹介する。

『YA! あなたはあなたのままでいい』 宇佐美 百合子(文)
PHP研究所 1000 円 12/06発行(心の友だち)
→「ほめられなくてもいいじゃない」「自分のために許そう」…
。ありのままの自分でいるために、若者たちに向けた45のメッ
セージ。

『「物流」で働く』 広田 民郎(文) ぺりかん社 1200 円 
12/06発行(なるにはBOOKS)
→宅配便ドライバー、トラックドライバー、貨物列車運転士、貨
物船航海士、ガントリークレーンオペレーター…。物流で働く
様々な人々の仕事ぶりを取材し、その最前線を紹介。

『英国の暮らしとおやつ』 山口 もも(文) 新紀元社
1600 円 12/06発行
→4月から3月まで、英国の田舎の暮らしの様子と季節季節で作る
お菓子や軽食を美しい写真とレシピで紹介する。

♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪

=幼児以上=

『みぢかなしぜんではやくちことば くさばなのまき』 平田 
昌広(文) 講談社 1000 円 12/05発行
→「このはな なのはな またのな あぶらな」。身近にある草
花の早口言葉を唱えながら、草花の名前を覚えることができる
、ことば遊びの写真図鑑。

■ 今週の一冊 ■

今週は、次点としてこの2冊を…。
『こぶたのレーズン』と『こぶたのレーズンとおともだち』です。

レーズンは、1963年ハンガリーの人形劇番組からうまれ、二代、
三代にわたって愛されているキャラクターだとか。
愛嬌のあるこのこぶたは、子どもの姿そのものです。
やりたい放題、でもなんだか憎めない存在です。

毛糸の帽子をかぶった、緑色のこぶたとお友だちになってくださ
いね!

それにしても東欧は、子どもの文化の中で人形劇の占める役割が
とても大きいなぁ、と改めて感じました。    (す)