福音館書店の月刊誌「かがくのとも」の8月号『キジのかぞく』は、ユカワアツコさんの初絵本作品です。ナルニア国で展示会が行われるのとピッタリのタイミングで出版されたので、今回特別に5場面だけ選んで展示をさせていただくことにしました。昔はとても身近な鳥だったようですが（昔話にも「ケーン」と鳴く鳥としてよく出てきますよね）、今では都会に住む私たちはめったに目にすることはなくなりました……。が、実はキジは日本の国鳥なのです！ どんな生態なのか絵本の物語を通して学んでみましょう。
ヒナを狙うヘビと戦うお父さんキジはすごい迫力！ 抽斗の底の静かな鳥とはまた違う、躍動感あふれる絵です。お話のようにキジ一家の暮らしが描かれていきますが、そこは「かがくのとも」――自然の容赦ない節理もさりげなく描き出されていますので、そこはぜひ皆さんも絵を読みといてください。
月刊誌「キジのかぞく」と、ユカワさんのエッセイ“時と場所を越えた野鳥”が掲載された「母の友2021年4月号」、そしてユカワアツコさんのサイン入り『草木鳥鳥文様』を販売中です。ご希望の方はお気軽にご連絡くださいマセ。
かがくのとも2021年8月号「キジのかぞく」平野伸明 文／ユカワアツコ 絵／福音館書店 440円（税込）
「母の友 2021年4月号」福音館書店 580円（税込）
★中川李枝子さんのインタビュー記事や巻末付録に「ぐりとぐら」の特製名前シール付き
『草木鳥鳥文様』梨木香歩 文／ユカワアツコ 絵／長島有里枝 写真／福音館書店 3190円（税込）
★ユカワアツコさんのサイン入りでご用意しています。
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