2013年6月23日~6月29日入荷分

■ 今週のおすすめ ■
ツꀀ ♪ 絵本 ♪ 10点 ツꀀ
『みんなをのせて バスのうんてしさん』講談社
『じっちょりんのなつのいちにち』文渓堂ツꀀ
『英語でもよめる スイミー』好学社
『ググさんとあかいボタン』絵本塾
『あーん』クレヨンハウスツꀀ
『ぼく、いってくる!』光村教育図書
『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』マガジンハウス
『はしれ、トト!』文化出版局
『ことりのギリ』光村教育図書
ツꀀ 『わすれないよ いつまでも 日系アメリカ人少女の物語』晶文社

ツꀀ ♪ フィクション ♪ 11点 ツꀀ
『こぎつねボック』文研出版ツꀀ
『星おとし』文研出版
『うみのおばけずかん』講談社ツꀀ
『やまのおばけずかん』講談社ツꀀ
『ミラクルうまいさんと夏』講談社ツꀀ
『ネバーギブアップ!』小学館ツꀀ
『べんり屋、寺岡の夏。』文研出版
『時をつなぐおもちゃの犬』あかね書房
『おれたちの約束』集英社
『丕緒の鳥』新潮社
『わからん薬学事始3』講談社

ツꀀ ♪ ノンフィクション ♪ 20点
ツꀀ 『JR・私鉄人気車両ベスト100点 新訂版』講談社
『むしむしかくれんぼ』講談社
ツꀀ 『世界の国旗』講談社
『とことこペンギン隊のかわいい工作あそび』小学館クリエイティブ
『恐竜 骨たちは語る!』玉川大学出版部
『実験おもしろ大百科』学習研究社
『ガラパゴス』講談社
『ぼうけん図鑑』PHP研究所
『さかなクンの東京湾生きもの図鑑』講談社
『おどろきのスズメバチ』講談社
『富士山』青菁社
『世界の美しい鳥』パイインターナショナル
『世界の城』パイインターナショナル
『恐竜のおりがみ』誠文堂新光社
『新訳ビーグル号航海記(上)』平凡社
『画廊の隅から 東日本大震災チャリティ・イラストレーション作品集』講談社
『きわきわ 「痛み」をめぐる物語』亜紀書房
『パンダ飼育係』角川書店
『からだノート 中学生の相談箱』大月書店
『ビ』新潮社

■ 今週のおすすめ ■ ツꀀ
♪♪ 絵本 ♪♪ ツꀀ
=幼児以上= ツꀀ
『みんなをのせて バスのうんてしさん』 山本 省三(文)はせがわ   かこ(絵) 講談社ツꀀ 1500 円 13/06発行(よみきかせお仕事えほん)  →バスの運転手のだいすけさんの一日を追いながらバスの運転手の苦労やその仕事ぶりを知る。物語仕立てで、それぞれの仕事を知るシリーズ1巻目。 ツꀀ

『じっちょりんのなつのいちにち』 かとう あじゅ(文・絵) 文渓堂ツꀀ  1300 円 13/07発行  →夏のある日、じっちょりんの家族は種を探しに出かけます。ほおずきの中で雨宿りをしたあと、妹じっちょりんはねこのしっぽの上に落ちてしまいます…。 ツꀀ

『英語でもよめる スイミー』 レオ・レオニ(文・絵)谷川 俊太郎  (訳) 好学社ツꀀ 1700 円 13/06発行  →英文併記。 ツꀀ

『ググさんとあかいボタン』 キム・ミンジ(文・絵) 絵本塾ツꀀ 1300 円   13/06発行  →もぐらのググさんは洋服屋さんです。お店は土の中。ある日、お店に並んでいたジャケットの赤いボタンがポロリ取れて、ねずみさんのバック   に入ってしまいます。ボタンは何とか抜け出しますが…。 ツꀀ

『あーん』 谷川 俊太郎ぷん(文)下田 昌克(絵) クレヨンハウスツꀀ  1200 円 13/07発行  →あーん、ぱく、ごくん。丸い顔がぱくりと食べものを飲み込んで、最後 はうんち。谷川俊太郎の赤ちゃん絵本。 ツꀀ

『ぼく、いってくる!』 マチュー・モデ(文・絵)ふしみ みさを(訳)  光村教育図書ツꀀ 1200 円 13/06発行  →ことりのぼうやは、決めました。ぼく行ってくる!大人たちは出発する   坊やの世話を次々焼きますが…。 ツꀀ

=小学校低学年以上= ツꀀ
『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』 水木 しげる(文・絵)  マガジンハウスツꀀ 1500 円 13/06発行  →小さい頃、ぼくはのんのんばあに連れられて正福寺の地獄絵を見に行っ   た…。幼い頃の記憶から描く、水木しげるの地獄絵。 ツꀀ

『はしれ、トト!』 チョ・ウンヨン(文・絵)ひろまつ ゆきこ(訳)  文化出版局ツꀀ 1800 円 13/07発行  →これがトト。わたしのお気に入りの馬のぬいぐるみ。本物の馬を見たかっ たわたしをおじいちゃんが競馬場に連れて行ってくれた…。 ツꀀ

『ことりのギリ』 マリオ・ラモ(文・絵)平岡 敦(訳) 光村教育図書ツꀀ  1400 円 13/06発行  →動物たちの国にレオンという小さなライオンが住んでいました。レオンは 王様になったら、盛大なパーティーを開くと約束しましたが、王さまにな ったとたんに、約束を守りませんでした…。 ツꀀ

=小学校高学年以上= ツꀀ
『わすれないよ いつまでも 日系アメリカ人少女の物語』 ヨシコ・ウチダ  (文)ジョアナ・ヤードリー(絵)浜崎 絵梨(訳) 晶文社ツꀀ 1500 円   13/07発行(いのちのバトン・シリーズ)  →日系人のエミは、戦争中強制収容所に送られることになります。そんな中、 親友のローリエがブレスレットを届けてくれました…。

ツꀀ ♪♪ フィクション ♪♪ ツꀀ
=小学校低学年以上= ツꀀ
う『こぎつねボック』 いまむら あしこ(文)鎌田 暢子(絵) 文研出版ツꀀ  1200 円 13/06発行(わくわくえどうわ)  →こぎつねのボックはまだ小さくてお手伝いしてもうまくいきません。ダメと   言われるのが悔しくてボックは家出をしますが…。 ツꀀ

『星おとし』 宇佐美 牧子(文)下平 けーすけ(絵) 文研出版ツꀀ 1200 円   13/06発行(わくわくえどうわ)  →大事な願いごとをしている子どものところには、お星さまが落ちて願いを叶えてくれる…そう教えてくれたおばあちゃんが盲腸で入院してしまった。ことみは夜中に「星おとし」をします…。 ツꀀ

『うみのおばけずかん』 斉藤 洋(文)宮本 えつよし(絵) 講談社ツꀀ  1100 円 13/06発行(どうわがいっぱい)  →「うみぼうず」「ふなゆうれうい」「いそおんな」「くらげのひのたま」…   海のおばけたちを短い物語で紹介。 ツꀀ

『やまのおばけずかん』 斉藤 洋(文)宮本 えつよし(絵) 講談社ツꀀ  1100 円 13/06発行(どうわがいっぱい)  →「かまいたち」「おおにゅうどう」「あずきあらい」「やまびこ」…山のおばけたちを短い物語で紹介。 ツꀀ

『ミラクルうまいさんと夏』 令丈 ヒロ子(文)原 ゆたか(絵) 講談社ツꀀ  1000 円 13/06発行(おはなし12か月) → お使いの途中で出会った「ミラクルうまいさん」。うまいものをポケットで   も何でも隙間に埋めてくれるうまいさんに、ぼくたちは大喜び…。

=小学校中学年以上= ツꀀ
『ネバーギブアップ!』 くすのき しげのり(文)山本 孝(絵) 小学館ツꀀ  1200 円 13/07発行  →クラスで腕相撲大会をすることになった。力の弱いぼくは憂うつでたまらな   い。すると担任の山下先生が特訓してくれることになり…。 2012年10月1日~30日まで毎日新聞大阪本社版朝刊連載をもとに、加筆修正し たもの。 ツꀀ

『べんり屋、寺岡の夏。』 中山 聖子(文) 文研出版ツꀀ 1300 円 13/06発行  (じゅべにーる)  →売れない画家の父を持つ5年生の美舟。ろくに帰ってこない父に代わって母は便利屋で生計を支える。そんな美舟の書いた将来の夢の作文は「まっとうに生きる」…。 ツꀀ

=小学校高学年以上= ツꀀ
『時をつなぐおもちゃの犬』 マイケル・モーパーゴ(文)マイケル・フォアマン  (絵)杉田 七重(訳) あかね書房ツꀀ 1300 円 13/06発行  →イギリスの12歳の少女チャーリー。思いがけなく知り合ったドイツの男性から、   チャーリーは母が大切にしていた木の犬のおもちゃのいわれを聞く。それは戦 争にまつわる切ない話だった…。

ツꀀ
=中学以上= ツꀀ
『おれたちの約束』 佐川 光晴(文) 集英社ツꀀ 1200 円 13/06発行  →札幌の魴ぼう舎を出て、仙台の高校の寮に入った陽介。生徒会の選挙、文化   祭。そしてその文化祭の初日に大地震が襲う。ほとんどの生徒が避難するな か、陽介は仙台に残る決心をし…。 ツꀀ

『丕緒の鳥』 小野 不由美(文)山田 章博(絵) 新潮社ツꀀ 590 円   13/07発行(新潮文庫・十二国記シリーズ)  →「丕緒の鳥」「落照の獄」「青条の蘭」「風信」の4編。国の存続のため、己 にできる最大限のことにひたむきに生きる人たちの姿を描く。 ツꀀ

『わからん薬学事始3』 まはら 三桃(文) 講談社ツꀀ 1200 円 13/06発行  →島の運命を背負って、東京の学校で薬学を学ぶ草多。先輩が甲賀流忍者の末裔と知り、今も忍者として暮らすそのおじいさんを訪ねて行くと…。 ツꀀ

♪♪ ノンフィクション ♪♪ ツꀀ
=幼児以上= ツꀀ
『JR・私鉄人気車両ベスト100点 新訂版』 坂 正博(文)広田 尚敬(写真)  講談社ツꀀ 650 円 13/06発行(のりものアルバム)  →北海道から九州まで100の人気車両をカラー写真で紹介。写真:広田泉 ツꀀ

『むしむしかくれんぼ』 グループ・コロンブス(文)海野 和男(写真)  講談社ツꀀ 1400 円 13/06発行  →葉っぱみたいな虫、木の枝みたいな虫…どこに隠れているか写真の中から探してみよう。虫探しの写真絵本。 ツꀀ

=小学校低学年以上= ツꀀ
『世界の国旗』 グループ・コロンブス構成(文) 講談社ツꀀ 1400 円 13/06発行  (しらべ図鑑マナペディア)  →それぞれの国旗ごとに、国名、首都、人口、面積を掲載。ミニ知識のコラムあり。 ツꀀ

『とことこペンギン隊のかわいい工作あそび』 あべ ななえ(文)  小学館クリエイティブツꀀ 1000 円 13/06発行  →ぱたぱた絵合わせ絵本、羊毛指人形、魚つりやじろべえ…身近な道具で作れる   工作のつくり方を写真とイラストで分かりやすく紹介。 ツꀀ

=小学校中学年以上= ツꀀ
『恐竜 骨たちは語る!』 ダン・グリーン(文)サイモン・バシャー(絵)池上理恵(訳) 玉川大学出版部ツꀀ 1400 円 13/06発行(科学キャラクター図鑑)  →草食恐竜、肉食恐竜、翼竜・羽毛恐竜、魚竜・首長竜、それぞれの恐竜の特徴 をキャラクターで紹介。 ツꀀ

『実験おもしろ大百科』  学習研究社ツꀀ 2980 円 13/07発行  →手品実験、おやつ実験、工作実験、発明実験、動物かんさつ実験、理科実験など様々な実験の仕方を写真とイラストで分かりやすく解説。水に溶ける紙付。 ツꀀ 『ガラパゴス』 ジェイソン・チン(文・絵)福岡 伸一(訳) 講談社ツꀀ 1500 円   13/06発行(講談社の翻訳絵本)  →誕生から600万年の時を経て成長し、やがて海へと消えていったガラパゴス諸島 のある島の大地と生き物の歴史を美しいイラストで描く。 ツꀀ

『ぼうけん図鑑』 ホールアース自然学校監修(文) PHP研究所ツꀀ 1900 円   13/07発行  →リュックの荷物の入れ方、地図の見方、コンパスの使い方、キャンプでの料理の仕方など子どもたちが自然の中でたくましく生きるための知恵や工夫から自然観察の方法、危険対処法まで写真とイラストで紹介。 ツꀀ
『さかなクンの東京湾生きもの図鑑』 さかなクン(文) 講談社ツꀀ 1600 円   13/06発行  →東京湾に生息する生き物、魚262種の他カニやヒトデなどの無脊椎動物183種、海鳥などのその他の生き物12種類を写真とイラストで紹介。監修:工藤孝浩 ツꀀ

=小学校高学年以上= ツꀀ
『おどろきのスズメバチ』 中村 雅雄(文) 講談社ツꀀ 1200 円 13/06発行  (世の中への扉)  →40年以上スズメバチの研究をしている著者が、意外と知られていないスズメバチの生態や人間との関りを伝える。スズメバチの立場から人間や環境を捉えた本。 ツꀀ

『富士山』 山下 茂樹(文) 青菁社ツꀀ 1500 円 13/07発行  →富士山の姿を様々な季節と場所から撮影した写真集。 ツꀀ 『世界の美しい鳥』 上田 恵介監修(文) パイインターナショナルツꀀ 1800 円   12/12発行  →ニジキジ、ボタンインコ、クジャク、ルリツグミ…世界中の美しい鳥たちを180羽以上写真で紹介。 ツꀀ

『世界の城』  パイインターナショナルツꀀ 1800 円 13/01発行  →ノイシュバンシュタイン城、ホーエンツォレルン城、サンスーシ宮殿、ヴェルサイユ宮殿、トプパプ宮殿、景福宮、姫路城…。古今東西の名城、宮殿を美しい写真で紹介。 ツꀀ

『恐竜のおりがみ』 高井 弘明(文) 誠文堂新光社ツꀀ 1500 円 13/06発行  (おりがみ倶楽部)  →ティラノサウルス、プレシオサウルス、スピノサウルスなどの恐竜の折り紙を簡単に折れるものから難易度の高いものまで折り方をイラストで解説。 ツꀀ

=中学以上=
ツꀀ 『新訳ビーグル号航海記(上)』 チャールズ・R・ダーウィン(文)荒俣 宏  (訳) 平凡社ツꀀ 2300 円 13/06発行  →英海軍測量船ビーグル号に乗ってダーウィンが生物や地質調査をした旅行記。   のちの進化論の原点になったものを分かりやすい新訳で紹介。 ツꀀ

『画廊の隅から 東日本大震災チャリティ・イラストレーション作品集』 和田   誠(文・絵) 講談社ツꀀ 2800 円 13/06発行  →2011年4月から、毎週10点の作品を描き下ろし、被災地への義援金としてきた   和田誠。合計500枚の絵を集めた作品集。 ツꀀ

『きわきわ 「痛み」をめぐる物語』 藤本 由香里(文) 亜紀書房ツꀀ 1500 円   13/06発行  →マンガ、映画、小説、舞台などを題材に、現代日本社会の抱えている問題を露わにする。 ツꀀ

『パンダ飼育係』 阿部 展子(文) 角川書店ツꀀ 1200 円 13/06発行  →中国四川農業大学、成都パンダ繁殖研究所で修業を積み、上野動物園のパンダ飼育係として奮闘中の著者によるエッセイ。 ツꀀ

『からだノート 中学生の相談箱』 徳永 桂子(文) 大月書店ツꀀ 1300 円   13/06発行  →「背の高さ」「ニキビ」「ダイエット」「月経や射精のこと」「いじめ」 「いらつく、むかつく」…中学生たちの具体的な悩みにひとつひとつ回答していく。 ツꀀ

『ビ』 大竹 伸朗(文) 新潮社ツꀀ 1900 円 13/06発行  →現代美術家の「ビ」をめぐるさまざまな思いや、迷い、創作と旅を綴ったエッセイ。創作する人の内面に触れる。月刊文芸誌「新潮」に連載されたもの をまとめた。 ツꀀ

■ 今週の一冊 ■

 今週は…次点ということで1冊。

 『丕緒の鳥』を。  もうかれこれ20年以上前に読み始めた「十二国記」シリーズの最新刊です。  当時は講談社のホワイトハート文庫で出版されていましたが、現在は新潮社からの出版。『月の影 影の海』をはじめ、シリーズの何冊かは新潮社版となっています。今回の出版は新潮社オリジナル!

 書き下ろし2編もあってこのシリーズを待っていた甲斐がありました♪    骨太なファンタジーです。生きにくい時代を信念をもって生き抜く男たちの姿がかっこいいです。じんわりボディブローのように響く作品です。  読み終わってページを閉じたとき、ツーーーっと涙が頬を伝わりました。(す)