AZ60

 

みなさん、こんにちは!このアーディゾーニ展でボクの役割はこれまで「買って!買って!」の販売宣伝部長だったけれど、ようやく9階の紹介に入れることになりました…。ボクのレポートを待っててくれた人(いるかな?)、お待たせしました。今日から何回かに分けて、“『チムとゆうかんなせんちょうさん』の エドワード・アーディゾーニ展~英国イラストレーションの伝統”を、ご紹介しま~す!

これが入り口入ってすぐに掲げられている、このコレクションの持ち主・こぐま社創立者で現相談役の佐藤英和さんの言葉です。ううっ…これを読んだだけでも、胸がいっぱいになっちゃう。

 

AZ62

 

あ、アーディゾーニさんだ!この写真は本当に晩年のもので、『ウェールズのクリスマスの想い出』(最後の絵本)を描いている時のものだと、先日佐藤さんに教えてもらいました。アトリエの様子も見えて、「こういうところでチム・シリーズもうまれたのかなぁ…」と、想像しました。

AZ63
この写真の下のケースには、アーディゾーニに関するいろいろな資料が展示されています。日本では絵本や挿絵本以外の紹介はないけれど、イギリスではこうやってしっかり研究もされている人なんだね。

AZ61
アーディゾーニの年譜(1900年生まれの“20世紀の申し子”だ!)と、その頃のヨーロッパ情勢や芸術の潮流などが簡単に紹介されています。やっぱり時代(=その人の人生)と作品は切り離せないものだもんね…。

というわけで、今日はここまで。まだまだ充実した資料がいっぱいの展示を、これからじゃんじゃん紹介するから待っててね。(by くろみみくん)