ナルニア国は時々、子どもの本に関連してご一緒に社会のことを考えましょう！という企画を行っています。4月4日（木）に行われるのは、写真家の高橋美香さんの講演会です。
高橋さんはライフワークとしてのパレスチナの取材を20年以上続けておられ、そこに暮らす人たちの日常を伝えることを大切に自らが「語り部」として活動をしていらっしゃいます。今回の侵攻が起こった時に、ふと思い出したのが2019年に出版された『パレスチナのちいさないとなみ 働いている、生きている』（かもがわ出版）でした。出版された時に数多くある新刊の1冊としか認識しなかったことは大いに反省すべきところですが、その存在に気づいた時が何か行動を起こすチャンスかもしれないと思い立ち、編集者さんを通してご講演をお願いしたのです。きっと私と同じように、今お話を聞きたい（聞かねば）と思っている方は少なくないはず。ぜひご一緒に学び、考えてみませんか。
現在、ナルニア国ではご講演の参加申込受付中です。高橋美香さんの講演会に参加を希望される方は、お電話もしくはメールにてお申し込みください。詳細はホームページのイベントカレンダーに掲載しています。また、3月22日（金）に行われる『瓶に入れた手紙』（文研出版）の著者・ささめやゆきさん×伏見操さんの対談講演会も、引き続き参加者募集中です。皆さまのご参加をお待ちしております！
→ くろみみくんも高橋さんのご本を読んで勉強中なり。
高橋美香さんのご著書
『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』かもがわ出版 1980円（税込）※2023年度 第29回平和・協同ジャーナリスト基金 奨励賞受賞
『パレスチナのちいさないとなみ』かもがわ出版 1980円（税込）
『パレスチナ・そこにある日常』未来社 2200円（税込）
『それでもパレスチナに木を植える』未来社 2200円（税込）
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