昨年末から2月末にかけて開催した“岩波の子どもの本創刊70周年記念展”には、多くの方が足を運んでくださいました。偶然通りかかったナルニア国でこの展示会を知ったという方も意外に多く、中でも「子どもの頃に読んだ『きかんしゃやえもん』がとても懐かしく、その原画が見られて感激した」という感想が数多く寄せられました。さすが、岩波の子どもの本シリーズで歴代1位の人気を誇る作品だと、改めて驚きました。
さて、2月のベストテンですが完全に岩波の子どもの本に制圧された…という感じです。
1位:【新刊】出久根育『こどもべやのよる』
2位:ヨゼフ・ラダ『きつねがはしる』
5位:きくちちき『やまをとぶ』
10位:『きかんしゃやえもん』
他にも、6位に『きつねがはしる』の翻訳者・木村有子さんのエッセイ『チェコのヤポンカ』が、8位に出久根育さんの『ぼくのサビンカ』が入っています。いずれも岩波の子どもの本フェアの影響です!

1月は新刊の『こどもべやのよる』に1位を譲った形の『きつねがはしる チェコのわらべうた』ですが、フェア期間中のトータルでは断トツの1位で、販売総数はなんと200冊越え!! これは原画がかかっていたわけではない作品としては驚異の数だと思います。会期中には木村有子さんが何度もサインにお越しくださり、途切れることなくサイン本を販売できたことも大きかったなぁ😃 最終日の前日にサインをしてくださった分がまだ少し残っていますので、現在も強力オススメ中です。
ラダのユーモラスな絵とリズミカルな言葉が楽しいチェコのわらべうた絵本『きつねがはしる』を、ぜひ子どもたちに読んであげてください!

木村有子さんチェコ語メッセージ&サイン入り 残り15冊✨
きつねがはしる』ヨゼフ・ラダ作/岩波書店 1210円(税込)

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