7月上旬に開催される二つのイベントは、現在お電話とメールで参加者募集中です。

7月4日(金)18時から開催される、翻訳家・関口英子さんのお話の会は2022年に出版されたキアラ・カルミナーティの『13枚のピンぼけ写真』(岩波書店/1870円:税込)を取り上げます。メディアで戦争のニュースが報道されない日がないくらい、世界中で戦争が次々に起こっている今だからこそ、もう一度皆さんと一緒にこの作品を読み直してみたいのです。「戦争の鋭いかぎ爪」に捕まえられてしまわないように、敵は野獣ではなく私たちによく似た人たちなのだということを思い出すために――戦時下に身を置いていないからこそ、考えたり感じたりする余裕がある私たちにできることは、こういう作品を通じて思いを分かち合うことなのではないかと思います。皆さまご参加をお待ちしております!
★関口英子さんのお話 『13枚のピンぼけ写真』キアラ・カルミナーティの描く戦争

7月10日(木)10時半から開催される中村柾子さんの講演会は、先日刊行されたばかりの新刊『お年よりと絵本をひらく』(福音館書店/1210円:税込)の出版記念講演会です。少子高齢化が進む現在、これからはもしかしたら子どもへの読み聞かせ活動以上に、高齢者と絵本を読み合う機会が重要になっていくのかもしれません。元・保育士の中村さんの貴重な体験と記録を共有できるまたとない機会です。こちらはお席が残り5席となっていますので、ご希望の方はお早めにどうぞ~(^▽^)/
★中村柾子氏講演会 『お年よりと絵本をひらく』刊行記念

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