2012年10月14日~10月20日入荷分

■ 今週のおすすめ ■
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♪ 絵本 ♪ 10点
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『えんそくごいっしょに』アリス館
『ふうとはなときじ』童心社ツꀀ
『タイムトラベル』小学館
『小さなミンディの大かつやく』ほるぷ出版
『おっとどっこいしゃもじろう』ひかりのくに
『りすたちのはるなつあきふゆ』赤々舎ツꀀ
『寓話 洞熊学校を卒業した三人』三起商行
『セロ弾きのゴーシュ』三起商行
『エリック』河出書房新社
『思い届く日 イバラード博物誌6』架空社
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♪ フィクション ♪ 17点
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『ひみつの王国』理論社
『おめでたこぶた その2 サム、風をつかまえる』福音館書店
『オムレツ屋へようこそ!』国土社
『TOKYOステーション・キッド』小峰書店
『ジュディ・モード、大学にいく!』小峰書店ツꀀ
『ムジナ探偵局 学校の七不思議』童心社
『ハンカチ隊長』国土社
『ハンナの学校』文研出版
『地獄坂へまっしぐら!』文研出版
『ツバメ号の伝書バト(上)』岩波書店
『ツバメ号の伝書バト(下)』岩波書店
『あっちの豚こっちの豚』小学館ツꀀ
『いつもいつまでもいっしょに! ポレケのしゃかりき思春期』 
                        福音館書店
『少年NPO「WAN PEACE」 ぼくたちが犬をころさな
 くちゃならない日』            新日本出版社
『お面屋たまよし』講談社
『あと少し、もう少し』新潮社
『木の葉のホームワーク』講談社
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♪ ノンフィクション ♪ 21点
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『博物館の一日』講談社
『かこさとし こどもの行事しぜんと生活 11月のまき』小峰書店
『どんどんはえるじぶんの歯 新しい歯のみがき方』
                      少年写真新聞社
『願いをかなえる神さま』ミネルヴァ書房
『すきノート』アリス館
『ライチョウ愛情物語』星雲社
『どんぐりころころ大図鑑』PHP研究所
『ルーツがわかる名字の事典』大月書店ツꀀ
『トマトとともに』農山漁村文化協会
『ふるさとはフクシマ 子どもたちの3.11』文研出版
『仏像がわかる絵事典』PHP研究所ツꀀ
『うその楽しみ』あすなろ書房
『社会の今を見つめて TVドキュメンタリーをつくる』岩波書店
『橋本式国語勉強法』岩波書店
『世界をめぐるかわいい紙もの』誠文堂新光社
『アジアのかわいい刺繍』誠文堂新光社ツꀀ
『図工準備室の窓から』偕成社
『14歳からわかる生活保護』河出書房新社ツꀀ
『わが友の旅立ちの日に』山川出版ツꀀ
『ジーンズ・スニーカー』ぺりかん社ツꀀ
『野草のロゼットハンドブック』文一総合出版
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♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 2点
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『斉藤洋の日本むかし話 ふしぎな人の巻』ひさかたチャイルド
『高田敏子』あすなろ書房

■ 今週のおすすめ ■
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♪♪ 絵本 ♪♪
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=幼児以上=
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『えんそくごいっしょに』 小竹守 道子(文)ひだ きょうこ
 (絵) アリス館ツꀀ 1400 円 12/10発行
 →今日は遠足日和。どろぼうたちは、おにぎりをもって遠足へ。
  ところが山で会ったのは、刑事さんたちの遠足でした…。
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『ふうとはなときじ』 いわむら かずお(文・絵) 童心社ツꀀ
 1200 円 12/10発行(ふうとはなの絵本)
 →ふうとはなは、農場で卵を抱いたきじに出会います。きじの
  母さんのお腹にふたりでもぐりこむと、かわいいヒナが生ま
  れます…。「ふうとはなの絵本」シリーズ3巻目。
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『タイムトラベル』 ウォルター・ウィック(文・絵)糸井 
 重里(訳) 小学館ツꀀ 1360 円 12/10発行
 (チャレンジミッケ!9)
 →チャレンジミッケ9巻目。宇宙船に乗って、未来から来たロボ
  ットと一緒にミッケの旅へ。
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『小さなミンディの大かつやく』 エリック・A・キメル(文)
 バーバラ・マクリントック(絵)福本 友美子(訳)
 ほるぷ出版ツꀀ 1500 円 12/10発行(海外秀作絵本)
 →エルドリッジ通りのシナゴーグの壁の中に住んでいるミンデ
  ィたち。ミンディは、ユダヤのお祭り、ハヌカのために必要
  なろうそくを猫に襲われる危険をおかして取りに行こうとし
  ます…。
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『おっとどっこいしゃもじろう』 もとした いづみ(文)市居 
 みか(絵) ひかりのくにツꀀ 1280 円 12/10発行
 →風邪で寝込んでいるねえさんのために台所の道具たちが相談
  する。ねえさんのためにおかゆを作ってあげようと苦労して
  道具たちはおかゆを作ります。
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=小学校中学年以上=
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『りすたちのはるなつあきふゆ』 藤岡 ちさ(文・絵) 赤々舎ツꀀ
 1400 円 12/09発行
 →西光亭のクッキーのパッケージでお馴染みのりすたちが、絵
  本で登場。
ツꀀ
『寓話 洞熊学校を卒業した三人』 宮沢 賢治(文)大島 
 妙子(絵) 三起商行ツꀀ 1500 円 12/10発行
 →赤い手長蜘蛛と銀いろなめくじと顔を洗ったことのない狸が、
  洞熊学校で習ったことは…?宮沢賢治の童話絵本。
ツꀀ
『セロ弾きのゴーシュ』 宮沢 賢治(文)さとう あや(絵)
 三起商行ツꀀ 1500 円 12/10発行
 →楽長に怒鳴られて、夜更けまで練習するゴー種のもとに、毎
  晩毎晩動物たちがやってくる…。宮沢賢治の童話絵本。
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=中学以上=
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『エリック』 ショーン・タン(文・絵)岸本 佐知子(訳)
 河出書房新社ツꀀ 1000 円 12/10発行
 →何年か前、我が家に交換留学生がやってきた。エリックと呼
  ばせた彼は、なぜか戸棚の中で生活するのが大好きだった…。
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『思い届く日 イバラード博物誌6』 井上 直久(文・絵)
 架空社ツꀀ 2900 円 12/10発行
 →画家井上直久による、想像の国イバラード。イバラードの様
  々な風景を集めた画集。それぞれの場所ごとに解説がある。
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♪♪ フィクション ♪♪
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=小学校中学年以上=
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『ひみつの王国』 ロージー・バンクス(文)井上 里(訳)
 理論社ツꀀ 950 円 12/10発行(シークレット・キングダム1)
 →サマー、ジャスミン、エリーは仲良し三人組。ある日、三人
  は秘密の箱を見つけ、箱から飛びだした妖精に導かれて、ひ
  みつの王国に向かいます…。
ツꀀ
『おめでたこぶた その2 サム、風をつかまえる』 アリソン・
 アトリー(文)やわまき ゆりこ(絵)すがはら ひろくに
 (訳) 福音館書店ツꀀ 1300 円 12/10発行
 (世界傑作童話シリーズ)
 →こぶたのサムのズボンはいつも、つぎはぎだらけ。でもその
  “つぎはぎ”がサムのご自慢でした。それは…。「こぶたの
  サムのズボン」ほか、6作を収録。
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『オムレツ屋へようこそ!』 西村 友里(文)鈴木 びんこ
 (絵) 国土社ツꀀ 1300 円 12/10発行
 →フリーライターの母親がモンゴルに行っている間、小6の尚子
  は親戚の「オムレツ屋」で暮らすことになった。従兄弟、祖
  母、おじさんやおばさんたちと織り成す尚子にとっての家族
  の物語。
ツꀀ
『TOKYOステーション・キッド』 森下 真理(文)篠崎 
 三朗(絵) 小峰書店ツꀀ 1400 円 12/10発行(文学の散歩道)
 →東京駅を巡る5つのちょっぴり切ない物語。「ステーションホ
  テル205号室」「お台場で」「ペンギンマンションの少年」
  「盲導犬デイジー」「安次おじいさん」
ツꀀ
『ジュディ・モード、大学にいく!』 メーガン・マクドナルド
 (文)ピーター・レイノルズ(絵)宮坂 宏美(訳) 小峰書店ツꀀ
 1400 円 12/10発行(ジュディ・モードとなかまたち)
 →ジュディが学校に行くと担任のトッド先生がいません。代理
  の先生がなんとなく気に入らず算数の授業を真面目にうけな
  かったため、補習を受けることに。落ち込むジュディ。でも、
  大学に行くとわかって途端にはしゃぎだします。
ツꀀ
『ムジナ探偵局 学校の七不思議』 富安 陽子(文)おかべ 
 りか(絵) 童心社ツꀀ 1100 円 12/10発行
 (ムジナ探偵局シリーズ)
 →源太の通う小学校で、次々と不思議な事件が起きていた。そ
  れは「学校の七不思議」にまつわるもので…。ムジナ探偵と
  源太が謎をとく表題作のほか、「雨の日のなき声」を収録。
ツꀀ
『ハンカチ隊長』 福井 智(文) 国土社ツꀀ 1200 円 12/10発行
 →ケンちゃんは、汗をかいている人がいたらハンカチを差し出
  す「ハンカチ隊長」。ある日、裸足のおばあさんが道を歩い
  ていて…。9つの不思議で温かなお話が入った童話。
ツꀀ
『ハンナの学校』 グロリア・ウィーラン(文)スギヤマ 
 カナヨ(絵)中家 多惠子(訳) 文研出版ツꀀ 1200 円 
 12/10発行(文研ブックランド)
 →目の見えないハンナの家に、ロビン先生が下宿することに。
  ママと一日中家の中で過ごしてばかりだったハンナだが、先
  生が学校へ行けるように手伝ってくれるという。
ツꀀ
『地獄坂へまっしぐら!』 ルイス・サッカー(文)むかい 
 ながまさ(絵)はら るい(訳) 文研出版ツꀀ 1200 円 
 12/10発行(文研ブックランド)
 →マーヴィンが「地獄坂」をマウンテンバイクで駆け下りると
  いう噂が学校中を駆け巡る。新品の自転車で、しかも恐ろし
  い坂を下るなんて真っ平ごめん。だが、マーヴィンはなかな
  かそれが言えず…。
ツꀀ
=小学校高学年以上=

『ツバメ号の伝書バト(上)』 アーサー・ランサム(文・絵)
 神宮 輝夫(訳) 岩波書店ツꀀ 760 円 12/10発行(岩波少年文庫)
 →暑い夏、ツバメ号とアマゾン号の乗組員とDきょうだいは、
  金鉱を探すことになる。伝書バトで連絡をとりあう彼らの前
  に、怪しげなつぶれソフトが現れる。

『ツバメ号の伝書バト(下)』 アーサー・ランサム(文・絵)
 神宮 輝夫(訳) 岩波書店ツꀀ 760 円 12/10発行
 (岩波少年文庫)
 →発見したものが果たして本物の金か溶鉱炉を作り確かめよう
  とする子どもたち。ところが、年上のジョンやナンシィが留
  守の間に、山火事が起こり…。
ツꀀ
『あっちの豚こっちの豚』 佐野 洋子(文・絵) 小学館ツꀀ
 1300 円  12/10発行
 →豚小屋でひとりきままに暮していた豚。ある日、無理やり綺
  麗な家族付きの家へ住まわされ、背広をきて会社へ行化され
  る羽目に…。佐野洋子自身によるさし絵の物語。
ツꀀ
『いつもいつまでもいっしょに! ポレケのしゃかりき思春期』 
 フース・コイヤー(文)YUJI(絵)野坂 悦子(訳)
 福音館書店ツꀀ 1500 円 12/10発行(世界傑作童話シリーズ)
 →離婚したポケレの父親はマリファナ取引で留置所へ、母親は
  担任教師と恋愛中…。オランダの少女ポケレの物語。邦訳に
  『不幸な少年だったトーマスの書いた本』(あすなろ書房)
  などがある。
ツꀀ
『少年NPO「WAN PEACE」 ぼくたちが犬をころさな
 くちゃならない日』 今西 乃子(文)東野 さとる(絵)
 新日本出版社ツꀀ 1500 円 12/10発行
 →犬を題材にしたノンフィクションを多く手がける著者が、犬
  を取り巻く問題を物語形式で問いかける。狂犬病が日本で発
  症したら?という設定で、少年たちが解決に乗り出す話。
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=中学以上=
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『お面屋たまよし』 石川 宏千花(文)平沢 下戸(絵)
 講談社ツꀀ 950 円 12/10発行
 (YA!ENTERTAINMENT)
 →面作師として、地方を巡る太良(たら)と甘楽(かんら)。
  幼少時に天狗に育てられた二人は、なりたい姿になれる妖面
  を作ることができる。二人の前に現れる様々な人々の人間模
  様。
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『あと少し、もう少し』 瀬尾 まいこ(文) 新潮社ツꀀ 1500 円 
 12/10発行
 →陸上部を引張ってきた満田先生が異動に。後任の顧問は頼り
  ない美術の上原先生だ。部長の桝井は最後の駅伝のためにメ
  ンバーを集めるが…。複雑な思いを抱えて走る中学生たちを
  描く。
ツꀀ
『木の葉のホームワーク』 ケイト・メスナー(文)中井 
 はるの(訳) 講談社ツꀀ 1400 円 12/10発行
 →中学1年生のジーナは不器用な女の子。クロスカントリーの選
  手に選ばれるも、木の葉を集める宿題が出来ないと出場させ
  てもらえないことに。淡い恋、友情、家族の葛藤を描く秀作。
  10年E・B・ホワイト推薦図書賞受賞作。
ツꀀ
♪♪ ノンフィクション ♪♪
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=小学校低学年以上=
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『博物館の一日』 いわた 慎二郎(文・絵) 講談社ツꀀ 1400 円 
 12/10発行
 →父子で国立科学博物館を巡る設定で、博物館のフロアーをイ
  ラストで紹介する。化石のクリーニングやCTスキャン、C
  G制作、復元骨格のくみたてなども紹介。
ツꀀ
『かこさとし こどもの行事しぜんと生活 11月のまき』 かこ 
 さとし(文・絵) 小峰書店ツꀀ 1400 円 12/10発行
 →かこさとしの行事絵本。この巻では立冬、七五三、落ち葉遊
  びなど11月のさまざまな行事や子どもの遊びを紹介する。
ツꀀ
=小学校中学年以上=
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『どんどんはえるじぶんの歯 新しい歯のみがき方』 丸森 
 英史(文) 少年写真新聞社ツꀀ 1800 円 12/10発行
 →前歯、小臼歯、犬歯など部位ごとの磨き方を写真で詳しく紹
  介。どうして虫歯になるのかも写真やイラストを使いわかり
  やすく紹介する。
ツꀀ
『願いをかなえる神さま』 松尾 恒一監修(文)松尾 義和
 (絵) ミネルヴァ書房ツꀀ 2800 円 12/10発行
 (みたい!しりたい!しらべたい!日本の神さま絵図鑑1)
 →日本の神話に出てくる神さまや暮らしの中で信仰されている
  神さまを紹介するシリーズ。本書では、豊作、学問、産業な
  どそれぞれの願いを叶える神さまを紹介。
ツꀀ
『すきノート』 谷川 俊太郎(文) アリス館ツꀀ 1300 円 
 12/10発行
 →自分で書き込んで作る本。子ども用は左から、大人用は右か
  ら谷川俊太郎のエッセイが書かれている隣の白紙のページに
  書き込む。
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『ライチョウ愛情物語』 森 勝彦(文)森 勝彦(写真)
  星雲社ツꀀ 1200 円 12/10発行
 →立山で生まれたライチョウのヒナ、ライトの成長を写真で追
  いながら、ライチョウの1年間の生態を紹介する。
  発行:パレード
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=小学校高学年以上=
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『どんぐりころころ大図鑑』 岡崎 務(文)飯村 茂樹(絵)
 PHP研究所ツꀀ 2800 円 12/11発行
 →どんな木に何のどんぐりができるのか?20種類のどんぐりを
  成長の過程を写真で追い、分布、名前の意味、どんぐりの形
  とでき方、樹木の特徴でそれぞれのどんぐりを紹介する。
  監修:星野義延
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『ルーツがわかる名字の事典』 森岡 浩(文) 大月書店ツꀀ
 3200 円 12/10発行
 →名字とは何か?から名字の由来や調べ方まで紹介。都道府県
  別の名前ランキング、全国名字ランキングも掲載。
ツꀀ
『トマトとともに』 農文協編(文)依田 恭司郎(写真)
 農山漁村文化協会ツꀀ 1900 円 12/10発行(農家になろう4)
 →千葉県横芝光町で農業を営む若梅健司さんは、江戸時代から
  続く農家で現在はトマトとメロンを栽培している。日々、ト
  マトと対話し、克明な記録と観察を続ける若梅さんの姿を写
  真で追う。
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『ふるさとはフクシマ 子どもたちの3.11』 NPO法人 元気
 になろう福島編(文) 文研出版ツꀀ 1400 円 12/10発行
 →福島の4つの小学校の子どもたちの作文を16人の絵本作家、イ
  ラストレーターのさし絵で紹介する。
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『仏像がわかる絵事典』 瓜生 中監修(文) PHP研究所ツꀀ
 2800 円 12/11発行
 →仏教や仏像の成り立ちの歴史から仏像の形の説明、仏像鑑賞
  のコツ、拝観マナーまでイラストで分かりやすく解説。
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=中学以上=
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『うその楽しみ』 松田 哲夫編(文) あすなろ書房ツꀀ 1800 円 
 12/10発行(中学生までに読んでおきたい哲学3)
 →星新一「約束」、幸田文「うそとパン」、井伏鱒二「うそ話」
  、桂三木助「饅頭こわい」、小松左京「完全犯罪」など「う
  そ」をテーマにした作品を19編収録。
ツꀀ
『社会の今を見つめて TVドキュメンタリーをつくる』 大脇 
 三千代(文) 岩波書店ツꀀ 840 円 12/10発行(岩波ジュニア新書)
 →中京テレビ報道記者として、長年社会の「今」を取材してき
  た著者が、それらの事柄が暮らしとどうかかわっているかを
  語る。現代社会の抱える問題を考える一冊。

『橋本式国語勉強法』 橋本 武(文) 岩波書店ツꀀ 840 円 
 12/10発行(岩波ジュニア新書)
 →68年講談社刊『灘高式勉強法/国語』に加筆修正したもの。
  50年間教壇に立ち続けた著者が国語の学習方法を具体的に提
  示する。手軽に学力はあがらないとし、勉強の基本が大切と
  説く。
ツꀀ
『世界をめぐるかわいい紙もの』 誠文堂新光社編(文)
 誠文堂新光社ツꀀ 1900 円 12/10発行
 →ボタンシート、糸巻きの台紙、ラベル、キャンディーの包み
  紙、薬箱、おもちゃの箱…世界中の様々な個性豊かで美しい
  紙物を集めた本。
ツꀀ
『アジアのかわいい刺繍』 誠文堂新光社編(文) 誠文堂新光社ツꀀ
 1800 円 12/10発行
 →日本の各地の刺繍、中国スワトウ刺繍、中国各部族の刺繍、
  ベトナム刺繍、インドネシアの刺繍、インド各地の刺繍、ト
  ルコ、ウズベキスタンの刺繍などアジア各地の刺繍を写真で
  紹介。
ツꀀ
『図工準備室の窓から』 岡田 淳(文・絵) 偕成社ツꀀ 1400 円 
 12/11発行
 →38年間小学校で図工の先生を続けていた著者が綴る、学校と
  子どもにまつわるエッセイ。著者の子どもとの距離感が心地
  よい。学校の様子も楽しげ。カラー口絵あり。
ツꀀ
『14歳からわかる生活保護』 雨宮 処凛(文) 河出書房新社ツꀀ
 1200 円 12/10発行(14歳の世渡り術)
 →世間からとかくバッシングされている「生活保護」。それが
  いかに命にかかわる大切な制度であるか、正しい知識を学ぶ
  入門書。申請用紙付き。
ツꀀ
『わが友の旅立ちの日に』 安野 光雅(文・絵) 山川出版ツꀀ
 1600 円 12/10発行
 →『泣いた赤おに』のこと、文化と文明のこと、ユダヤ人のこ
  と、アンネの日記…著者の心の奥にある思いを様々なタイト
  ルに合わせて語る。切り絵の「お前はピエロ」や未公開の絵
  も掲載。
ツꀀ
『ジーンズ・スニーカー』 山下 久猛(文) ぺりかん社ツꀀ
 2800 円 12/10発行(探検!ものづくりと仕事人)
 →ジーンズとスニーカー。それぞれができるまでには、商品開
  発、生産、販売、広報といった仕事が関わっている。それぞ
  れの担当者のインタビューを軸に、ものづくりに関わる人々
  の姿を追う。
ツꀀ
『野草のロゼットハンドブック』 亀田 龍吉(文) 文一総合
 出版ツꀀ 1200 円 12/10発行
 →バラの花を語源に持つロゼットは、地面から放射状に広がる
  植物を指す。本書では身近に見られるロゼットを77種紹介。
  国内分布や生息環境、草丈、花期、類似種との識別点などを
  解説。
ツꀀ
♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
ツꀀ
=小学校低学年以上=
ツꀀ
『斉藤洋の日本むかし話 ふしぎな人の巻』 斉藤 洋(文)
 小中 大地(絵) ひさかたチャイルドツꀀ 1400 円 12/10発行
 →祖父から聞いた昔話を斎藤洋が自身の文章で綴る。「ぬかふ
  くと山のばんばあ」、「天の福の夢」、「ねずみ経」、「桃
  太郎」の4話。
ツꀀ
=小学校高学年以上=
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『高田敏子』 萩原 昌好編(文) あすなろ書房ツꀀ 1500 円 
 12/10発行(日本語を味わう名詩入門13)
 →誰にでも分かるやさしい言葉で詩を綴った高田敏子。「赤ち
  ゃんの目」、「小鳥と娘」など26の詩を収録。一編ごとに解
  説付き。
ツꀀ
■ 今週の一冊 ■

 今週は『図工準備室の窓から』です。

 著者の岡田淳さんの図工の先生としてのスタンスがよく伝わっ
 てきました。「こんな先生がいたらいいな。素敵だな」と思い
 ました。
 カラー口絵の図工準備室の様子や、図工の作品の写真を見るだ
 けでもワクワクしてきます!

 岡田さんの著作が、学校で教師を続けてきたこととどんなに密
 接に関わっていたのかがわかります。
 
 改めて作品を読み返してみたい、と思いました。ちょっと作品の
 見方がが変わりそうです。  (す)