2月8日(金)に翻訳者の金原瑞人さんと監修者のピーター・バラカンさんの夢の対談講演会が実現した『リズムがみえる』(サウザンブックス/3000円+税)は、500年以上にわたるアフリカ系アメリカ人の音楽を見渡す壮大な絵本です。そして、音楽の歴史はすなわち彼らのたどった歴史でもあるのです。
幾多の困難を音楽と共に乗り越えてきたたくましさと力強さが、独特の色彩とタッチで描かれた画面からあふれ見る者を圧倒します。この絵本に登場するブルーズ、ジャズ、スウィング、ゴスペル、ソウル、ラップなどは、音楽に深い関心を持たない人でも聴いたことがある言葉であり、長い歴史の中から生まれてきたこれらの音楽は、もはや黒人だけのものではなく全世界の人々の心をとらえています。音楽好きな方も、歴史に興味のある方も、いろいろな方向からお楽しみいただけるイベントです。皆さまのご参加をお待ちしております!

参加申込受付中。詳しくは下記ホームページをご覧ください。

金原瑞人×ピーター・バラカン トークイベント

『リズムがみえる』ミシェル・ウッド絵/トヨミ・アイガス文/金原瑞人訳/ピーター・バラカン監修/サウザンブックス 3000円+税
※もちろん、本だけでもナルニア国でお買い求めいただけま~す。