ナルニア国が主催する最後の展覧会となる“生誕111年 赤羽末吉展”(9階ウェンライトホール)には、これまでにご縁のあった先生方にお願いをしてお一人1冊ご自身の思い出の赤羽末吉の絵本を挙げていただいたコーナーがあります。ここには本当に素晴らしく感動的なコメントがたくさん掲示されていて、赤羽末吉作品を鑑賞するのはもちろんのこと、著名人の皆さまの言葉を読んでいただくだけでも、ナルニア国の赤羽展にお運びいただいた価値がある!と言えるほどのコーナーです。
どんな方がコメントを寄せてくださったかというと、児童文学関係者では降矢ななさん、三浦太郎さん、出久根育さん、きくちちきさん、小宮由さんなど。生前の赤羽さんと親交のあった方々として、昔話研究者の小澤俊夫先生、「ガンバの冒険」シリーズの著者・斉藤惇夫氏、ちひろ美術館元館長の松本猛氏。福音館書店の元編集者の古川信夫さんや唐亜明さん。ちょっと意外な方としてはライターの永江朗さんや、漫画家の久住昌之さんなどもいらっしゃいます。

皆さんがどの作品を“わたしの好きな赤羽末吉”として挙げてくださったのか、この平台にまとめていますよ~。ただし、コメントは9階に行かないと読めませんのでご了承ください。※9階は有料の会場です(大人800円)

また、ナルニア国店内にはコメントを寄せてくださった皆さまの著作を集めたコーナーも作りました。それぞれの方のお仕事を知りたいと思われたら、ぜひここもご覧ください。

先日まで9階で展覧会を開催した降矢ななさんの1冊は『スーホの白い馬』

土門拳賞を受賞された写真家の大竹英洋さんの1冊は『だいくとおにろく』

三浦太郎さんやきくちちきさんはお子さんとの思い出として、それぞれ『ももたろう』と『おへそがえる・ごん』を挙げてくださいました。

三浦太郎さんのステキなコメントだけ特別にご紹介。

皆さま、本当にお気持ちのこもった素晴らしいコメントをありがとうございます。これらはネットで公開したり、印刷して配布したりはいたしませんので、ぜひ展覧会場でじっくりお読みくださいませ。
赤羽末吉さんの作品がどれだけ多くの方に影響を与えたか、しみじみと感じるコーナーです。

★赤羽末吉展に関するお問い合わせはこちらまで。
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メール narnia@kyobunkwan.co.jp