本日午後2時から、徳間書店児童書編集部20周年記念のイベントとして、ルーマー・ゴッデンの『すももの夏』の朗読会が開催されました。翻訳をされた野口絵美さんが、あらすじを紹介しながら長い物語の一部分(三章分)を読んでくださり、聞き手は少女のドキドキするような夏の体験を一緒に味わい、楽しみました。女優さんなので、さすがの上手さ!抑えた口調ながら緊張感あふれるゴッデンの文章を、巧みに朗読してくださり、思わず引き込まれてしまいました(といっても、もちろん翻訳されたご本人なのですから、当然なのかもしれませんが(笑))。そして、結末はどうなったか…というところは読んでいただけなかったので、聞いたものとしては読まずにいられない!という楽しい朗読会でした。

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おまけに、こんなサイン本までいただいてしまいました。一つ一つに違うメッセージが入った限定3冊のサインです。ご希望の方はお早めにご来店ください。お送りも承っております。この夏はルーマー・ゴッデンの知られざる傑作YA文学を、読んでみましょう。
『すももの夏』ルーマー・ゴッデン作/野口絵美訳/徳間書店/1600円+税