本日開催されたダイアナ・ウィン・ジョーンズ作、大魔法使いクレストマンシー シリーズの翻訳者お二人によるダブルトークでは、近年まれに見る(!)熱心なファンのお客様との密度の濃い、でも楽しい時間を過ごすことができました。野口さん・田中さんの愛に溢れるお話しぶりに、聞き手は笑ったり感心したり…お二人のお話からダイアナさんの創作の姿勢には、子どもの読者に向けた真摯な思いが貫かれていることも改めてわかり、もう一度作品を読みたいと思いました。ややこしい話が多いので内容をすっかり忘れた巻も多いのですが、それは何度読んでも初めての面白さがあるってことで…(笑)

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どの本から読んでも面白く(=1冊でも完結する形をとっている)、繰り返し読んでも面白く(=そのたびに新しい発見がある)、シリーズがつながればさらに面白い(=互いの本が伏線になっていたりもする)、物語の王道の面白さがつまったダイアナ・ウィン・ジョーンズのクレストマンシーシリーズ、読んでみたくなった方に朗報です!今日のトークの置き土産として、お二人のサイン本を少しずつですがいただきました。
この“I belong to Chrestmanci Castle!”という素敵なハンコは、なんと翻訳者の田中薫子さんのお手製、そしてそれぞれの本に野口絵美さん、田中薫子さんのサインをいただきました。外伝『魔法がいっぱい!』は、お二人の共訳なのでダブルサイン入りです。数に限りがありますので、ご希望の方はどうぞお早めに!4月17日から始まる佐竹美保さんの展覧会の予習にもなりますよ!
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