kasadorobo
今日届いた“トクマのゴホン・サイン本”です。このところたて続けに届いていま~す。
今日来たサイン本の1冊目は、この時期にぜひおすすめしたい絵本、シビル・ウェッタシンハ『かさどろぼう』(1400円+税)で、翻訳者の猪熊葉子先生のサイン入り!猪熊先生というと、サトクリフの作品など重厚な本というイメージがありますが、こんな楽しくて愉快な本の翻訳もあったんですね。ちょっとオドロキ!いつもながら美しくきっちりと書かれたサインには「ははーっ(平伏)」という気持ちにもなりますが、どうぞ緊張せずにお買い求めください(笑)。高学年の読み聞かせにも使える、他にはないテイストのスリランカの絵本です。

minus
もう1冊は読み物で、オランダの作家アニー・M・G・シュミットの『ネコのミヌース』(1400円+税)。翻訳者の西村由美さんにサインをいただきました。多分オランダ語で「楽しい読書を!」と書いてあるはず(前に伺ったとき、そう教えていただいたような…)。そのメッセージにぴったりの、とっても楽しいお話です。私が最初に読んだ西村さんの本は、多分この作品だったと思います。その頃はシュミットの名前も、西村さんのお名前も知らなかったのですが、「何だか面白そうな気配のする本」と思って読んだら当たりだったので、すごく嬉しかった記憶があります。これは“トクマのゴホンづくしブッククラブ・6月の本”にも取り上げられている作品です。絶対にハズレないので、知らない方はぜひこの機会にサイン本で読んでみてはいかが?