nakagawasign
みなさんは、先日の皆既月食をみましたか?秋は月も美しい季節ですね。そんな時期にぴったりの本をご紹介します。
ジェームズ・サーバー作、ルイス・スロボドキン絵の『たくさんのお月さま』です。サーバーは新聞記者や雑誌ニューヨーカーの編集者などを歴任した作家で、このお話も単なるおとぎ話にとどまらず、大人が読むと思わずニヤリとしてしまうようなウィットと批判精神がそれとなく込められている魅力的な1冊。スロボドキンの絵はそんなお話をユーモラスに美しく描いていて、これは1944年にアメリカの権威ある絵本賞・コールデコット賞を受賞した素敵な作品です。ただ、絵本というには物語がかなり長いこともあって、手にとられることは少ないのが現実…こんないい本なのに残念!と、この度徳間書店さんにお願いをして、翻訳をされたなかがわちひろさんのサインをいただきました。それが、この写真にあると~~~~ってもかわいいサインなのでした(と、前置きが長くてスミマセン)。

どうです?『たくさんのお月さま』読んでみたくなりませんか?ながわわちひろさんのとびきりかわいいサインが入った本は、限定10冊です。ご希望の方はお早めにご来店ください!
『たくさんのお月さま』なかがわちひろ訳/1600円+税